知覚過敏について

知覚過敏について

こんにちは。金沢25歯科・矯正歯科です。

みなさん普段の食事で温かいものや冷たいものがしみて美味しい食べ物や飲み物をがまんすることはありませんか。

今日は知覚過敏についてお話ししていきます。

知覚過敏の原因
歯はエナメル質という硬い組織で覆われていてその内側に象牙質、歯髄(神経)があります。エナメル質は刺激を与えても痛みを感じることはありませんが、象牙質は内部に無数の細管があることにより熱いものや冷たいものに触れるとその刺激がが神経に伝わり痛みとして現れます。そのため、なんらかの原因でエナメル質が薄くなったり失ったりしてしまうと知覚過敏が生じます。

①飲食物の酸によって歯の組織が溶けた
わたしたちが普段摂取している飲食物には酸性のものも多く、酸は歯の組織を溶かす作用があるためエナメル質が溶かされ薄くなっていき知覚過敏が生じます。特に酸性が高いものとしては飲み物ではコーラなどの炭酸飲料やお酢、食べ物では梅干しやフルーツなどが挙げられます。
②歯の破折
怪我などによって歯が欠けたり折れたりして象牙質がむき出しになってしまうことで知覚過敏が生じます。
③歯ぎしりなどの癖
夜寝ている時に歯ぎしりをする癖があると歯の組織がすり減ってしまうことで知覚過敏が生じます。
④加齢に伴い歯茎が下がった
歯茎は年齢を重ねるとともに退縮してしまうので象牙質が露出してしまい知覚過敏が生じます。
⑤ホワイトニング
ホワイトニング治療では薬剤の濃度が高いためエナメル質が薄いとしみる可能性があります。

対処法
(1)知覚過敏用の歯磨き粉を使用する
硝酸カリウムや乳酸アルミニウムの成分は知覚過敏に効果的です。そのためこれらが配合されている歯磨き剤を選んで使用してみてみることをおすすめします。(即効性はありません)
(2)歯科医院で薬(コーティング剤)を塗る
象牙質の細管を封鎖するコーティング剤を歯科医院で塗布することができます。

知覚過敏用の歯磨き粉を使っても治らない時には歯科医院で処置することができるので知覚過敏で悩んでいる方は是非お気軽にご来院ください。

石川県金沢市増泉2-7-43

金沢25歯科・矯正歯科

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