それぞれの矯正治療のメリット・デメリット

それぞれの矯正治療のメリット・デメリット

こんにちは。

金沢25歯科・矯正歯科です。

今回は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正について詳しくお話していきます。


【ワイヤー矯正】

歯にブラケットという金属、プラスチック、セラミック等でできている装置をつけ、そこに形状記憶合金でできているワイヤーを通します。歯につけたブラケットにワイヤーを結びますが、その際形状記憶合金のワイヤーが元の形に戻ろうとするカを利用する、もしくは歯科医師がワイヤーを曲げることにより発生するしなりを利用して歯を動かしていきます。

今までは金属製のブラケットを歯に装着することから、見た目が気になるという点から敬遠されがちな治療方法でしたが、近年、プラスチック製等の透明なブラケットを使用することによって、目立ちにくい矯正歯科治療を選択することも可能となってきました。

 

メリット

①最もよく行われていた矯正法なので、十分な実績があります。

②適応症例が多いです。基本的に全ての不正咬合に対応できます。

マウスピース矯正に比べて、短期間での治療が可能です。

④装置のつけ忘れ、外し忘れがありません。


デメリット

①歯の表面にブラケットやワイヤーなどの矯正装置を付けるので、審美的な問題が気になる方もいらっしゃいます。

②歯磨きがしにくくなるため、虫歯のリスクが高くなってしまいます。注意深く歯のケアを行う必要があります。日々の丁寧なブラッシングにプラスして、歯科医院でのメンテナンスを定期的に行うことをオススメします。

③装着当初はしゃべりづらさ、食べにくさなど違和感がある場合があります。

④装置が外れる可能性があります。


【マウスピース矯正】

インビザラインとは、従来のワイヤー矯正とは全く異なるカスタムメイドのマウスピース型の橋正装置です。透明なマウスピースは非常に審美的で、見た目を気にする事なく矯正治療が受けられます。

マウスピース(アライナー)は基本的に7日で交換し、患者さんご自身で新しいものに交換していただきます。装着時間は一日2022時間で、必ず守っていただくことが必須になります。

 

メリット

①マウスピースが透明なので、目立ちにくいです。

②取り外し可能なため、衛生的です。

③痛みが少ないです。

④金属アレルギーの方でも治療が可能です。

 

デメリット

120時間以上装着しないといけないので、患者さん自身での管理が重要になります。

②交換間隔の管理も、患者さん自身での管理になり、自己管理が重要になります。

③難しい症例は適応外となることがあります。

 

歯並びについてのご相談、ご質問等ございましたら是非お気軽に25歯科までお問い合わせ下さい。